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| 2008.06.08 Sunday | - | - |
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![]() 第17捕虜収容所 NO.5 22:04
「でもダンバーはどうする?」
「俺が一緒に行こう」 セフトンが名乗りでた。 「ただし、条件がある。お前の母さんから10万ドルを貰う。それでいいな?」 「あ…あぁ」 契約は成立した。 「だが、どうやって出る?」 「第一監視塔まで行ったら…そうだな、5分経ったらプライスを外に出してくれ。そうしたら監視の目はこいつに行く。そうしたら俺達はダッシュだ。『ダレダ』と言われても気にすることはない。俺達が使っている意味とは違うからな」 そしてセフトンは煙草の箱をポケットに入れながら言った。 「おい、誰か紙マッチ持ってないか?」 「あぁ…」 それを受け取るとにやりと笑った。 「ドイツ軍の武器庫を爆破してきてやるよ」 そして、床に掘った穴に潜り別れの挨拶を交わす。 「じゃあなっ」 そして投げキスをして姿を消した。 「あいつ、気持ち悪い奴だな」 捕虜達は口々に言った。 そして、5分経った後に始めはためらっていたがプライスをバラックの外に出すことを決断し外に出した。 「入れてくれ!早く中にっ!」 叫ぶプライスを無視して捕虜達は扉を押さえていた。 すると機関銃の音が響いた。急いで捕虜達は扉から離れる。扉はところどころに穴があいた。 機関銃の音がおさまり、捕虜達が身体を起こす。 「セフトン達は逃げきれたかなぁ?」 その時だった。窓から赤い光が収容所内に入ってくる。見れば、武器庫が燃えているではないか。 「あいつ、やりやがったな!!」 窓の外では一層赤く炎が燃え上がっていた―
| 2008.06.08 Sunday | - | comments(7) |
![]() 第17捕虜収容所 NO.4 22:03
それを聞いて焦った捕虜達は新しい作戦を考えようとする。そしてダンバーを一度連れてくる。ホフマンは決してみつからないようにトイレの下に隠していたのだ。
ダンバーを脱出させようにも収容所に慣れていない彼を一人で脱出させるのは危険だ。誰かが一緒に行かなくては行けない。それはとても危険なことだが、プライスがやると言った。そしてその準備はちゃくちゃくと進んで行く。 セフトンは自分がスパイだと疑われているために本当のスパイを言い出せない。 そして、それが決行されようとした時だった。 「俺は『脱出できない』に煙草2箱だ。お前らはどうする?」 「お前、またかよ」 「悪魔か?」 捕虜達は口々に言った。 「だってそうだろう?俺達は作戦を全て話してしまったんだから。ドイツ軍にバレるのは時間の問題さ。なぁ?プライス。今からダンバーを連れて行くんだよな?所長のもとへ」 捕虜達は動揺する。 「何言ってるんだ、セフトン」 「じゃあ質問だ」 次々と質問攻めにするセフトン、それに答えていくプライス。 「ミッキーマウスの恋人の名前は?」 プライスは押し黙る。 「知らないのか?そうだよな、お前はドイツ兵だもんな」 セフトンはにやり、と笑う。 「それを知らないだけで証拠にはならないだろう?」 その時だった。あることが原因で話せなくなってしまったホーニーが言葉を話した。 「こいつは歌った!ドイツの歌を!」 蓄音機から流れた曲はドイツ民謡のはずなのにプライスは歌ったのだ。 プライスはスパイだと見抜かれ、椅子に縛りつけられた。
| 2008.06.08 Sunday | - | comments(0) |
![]() 第17捕虜収容所 NO.3 22:03
その夜、空襲警報が鳴り響いた。看守のシュルツが入って来て、全員に外に出て、防空豪に入るように言った。
全員が外に出たのを確認し、シュルツは扉を閉めた。すると暗闇の中から一人、捕虜が出て来た。それはバラックの中で捕虜達の身体検査などをしていた安全部長のプライスだった。シュルツはドイツ語でダンバーのアリバイは何かを問いただした。プライスはあたかもそれが当たり前のようにドイツ語で説明する。それが一通り終わると二人揃って外に出ていく。 誰もいなくなったバラックにベッドの陰からセフトンが姿を見せる。全てを見ていたのだ。マッチをすって煙草に火をつける。 「なるほどな」 次の日、昼になってもダンバーは戻ってこない。捕虜達が心配しているとシュルツがダンバーを連れて来た。そしてダンバーに荷物をまとめろと言う。ドイツ軍が時限爆弾を証明してしまい有罪になりSSに引き渡されるとになったというのだ。仲間が引き渡されるのは嫌だ、と思った捕虜達は協力しシュルツに酒を飲ませている間にダンバーをどこかに隠すという作戦を決行した。ダンバーの隠し場所はセフトンの提案で収容所のリーダーであるホフマンしか知らない。 プライスがホフマンに話を聞こうとしても、セフトンの邪魔が入ってしまう。 そしてしばらく経ってから全てに気がついたシュルツはプライスを問いただした。プライスはホフマンが知っていると答えた。 すると収容所の所長の命令でシュルツはホフマンを拷問にあわせる。しかし、決してホフマンは吐こうとしない。 そこで、所長はもしダンバーが翌朝までみつからないのなら収容所を取り壊し、捕虜達を寒空の下に放り出すという強行手段に出た。
| 2008.06.08 Sunday | - | comments(0) |
![]() 第17捕虜収容所 NO.2 22:02
その後、ダンバーはドイツ軍の列車を爆破した話をする。それがバレてしまったら、ドイツ軍に連行されるのだが捕虜達だけの秘密として話した。しかしそれはドイツ軍にバレてしまい、連行されて行ってしまう。
ますますセフトンにスパイの疑惑の目が向けられる。しかも、その時セフトンは朝から外出していて怪しい。 帰ってきたセフトンは全員から疑いの目を向けられる。 「俺がスパイだって言う証拠はあるのか?怪しいって言うだけなら誰だって怪しい!」 そして眠る前に彼は言う。 「俺は今まで仲間を売ったことも裏切ったこともない!一度もな!」 その夜、寝ているセフトンに捕虜達は暴力をふるう。 次の日起きたセフトンは自分を酷い目に逢わせた本当のスパイを見つけだし報復しようと決める。 だが、スパイも証拠もみつからない。 そんな時、赤十字の観察官がバラックを訪れる。捕虜達は観察官にダンバーが連れて行かれたこと、それは理由もない不当なものだということを訴えた。赤十字の観察官はそれを収容所の所長にかけあうことを約束し去って行った。そして、その後ダンバーの審議は翌日に行われること、その場でドイツ軍側が時限爆弾を持っていなかったダンバーがどうやって列車を爆破したかを証明しなければダンバーは無実になり、遅くとも昼には戻ってくるということを告げた。 その夜、ダンバーと一緒に来たリードが列車の爆破はマッチ箱に火のついた煙草を仕込んだ簡易の時限爆弾であると話した。 そう、スパイがいるかもしれない収容所という空間で。
| 2008.06.08 Sunday | - | comments(0) |
![]() 第17捕虜収容所 NO.1 22:02
舞台は2人の捕虜が脱走するところから始まる。2人が床下から出て行くとセフトン(健くん)が煙草で賭けを始める。
「俺は『脱走できない』に煙草二箱だ。お前らはどうする?」 そのほかの捕虜は全員『脱走できる』に賭けるが、外からは機関銃の音が。それによって二人が射殺されたことがわかった。 この計画を知っているのはこの収容所の捕虜だけのはず。それなのにあまりに早過ぎる機関銃の音。あきらかに情報が漏れていたとしか考えられない。 『俺たちの中にスパイがいる!』 そこにいた全員は『脱出できない』に一人だけ賭けたセフトンを疑う。 セフトンは抜目ない人間で自分の持ち物をドイツ兵と物々交換をしては他の捕虜よりもいい生活をしていて、また他の捕虜をよく挑発していた。それを周りはよく思っていなく、彼を怪しむ。 そんな中、事件は起こって行く。 隠していたラジオが見つかり、没収された。しかし、それを知っているのは収容所内の人間だけのはず。それなのに何故?しかも、そのラジオは今朝借りてきたばかりなのに。 そして収容所に2人の捕虜が連れてこられた。そのうちの一人、ダンバーはボストン出身だと言う。 「ダンバー、お前は俺を知らないかもしれないが、俺はお前をよく知っている。お前は街の有名人だったからな。お前は2000万ドルを持つ資産家の息子だろう?」 セフトンはまたも挑発する。 「お前のお母さんがお前を入隊させたくないと言って軍隊に金を払ったのにお前は軍隊に入ったんだな。まぁ、そのおかげもっと上の位にいると思っていたが…。さぁ、お母さんが投げた浮輪のないこの収容所の中で果たして溺れないで泳ぎ切れるかな?」 一気に収容所内は険悪な雰囲気になった。
| 2008.06.08 Sunday | - | comments(0) |
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